Joanna Newsomのライブにて

先日、Joanna Newsomのライブを撮影してきました。

ハープを奏でながら歌う、という華やかさや個性的なヴォーカルにはたしかに目を耳を奪われたけど、Joannaひとりの独壇場というよりは、バンド・メンバーとのアンサンブルで聴かせる楽曲が素晴らしい、ってかんじがほんとに良くて、終演時のスタンディングオベーションにも納得でした!

Joanna Newsomが『The Milk-Eyed Mender』(2004)をリリースした頃、僕はCDショップのバイヤーで、同作品を同僚がめっちゃ推してたのをよく覚えています。

当時、推したい気持ちがまるでライナーノーツのような長文となり、コメントカード一枚では飽き足らず2枚のコメントカードを繋ぎ足したりしてレコメン・コメントを書くバイヤーも少なくなかったから、試聴機などの面陳スペースには、ジャケットを覆い隠すくらいのコメントがついてる、なんて光景も少なくなかったんですよね。

あの頃がよかったとか、それがいいとか悪いとかじゃなくて(ああ、でもかつての上司の「あかんやろ」「肝心の作品が隠れてしまってるやん」って声は思い出しますw)自分もそうやってコメント書いてたことあったなぁ、とか、先輩や同僚が書いたコメント見て、文字量=熱量みたいに感じてたときあったなぁ、冷静さには欠けてたと思うけど、自分がコレ!とおもったものはとにかく推したかったなぁ、それにしても推し方のヴァリエーション少なかったよなぁ、などなど次々と頭をよぎり、なんだかクスッと笑ってしまうような、微笑ましい気持ちになりました。

会場には当時あの店頭で試聴しながらあのコメント読んで、CD買って、ってひともいたかな?

だとしたら、あの素晴らしい演奏を、それから何年か越しに生で一緒に聴けてよかったなあ。


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Takeshi Yoshimura:


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